女子バスケットボール部 2019.07.29

WC南部支部予選突破! 県大会初出場!!

3年生が引退をかけて最後の勝負をめざすWC南部支部予選、二回戦大宮南に42-41で勝利、三回戦ではインターハイ予選で第4Qで14点リードから70-74と逆転負けを喫した武南を相手に集中したゲームを見せ、88-48と勝利した。そして、迎えた代表決定戦、シード校上尾鷹の台に勝利した上尾高校を相手に厳しい戦いがスタートした。会場はホームの大宮北会場、野球部を始め、多くの生徒、先生、先輩、保護者の大声援を受け、68-67、またもや1点差の勝利!

WC埼玉県予選出場を果たし、3年生のチャレンジは9月まで延長された。これまですべての南部支部予選を二回戦敗退で終わってしまったチームがその悔しさを跳ね返し、最後の大会で大きな結果を残すことができた。勝利に涙する選手、保護者、そして多くの関係者の皆様に感謝申し上げます。本当に多くの声援をありがとうございました。9月7日(土)、WC県予選の対戦相手は昨年度インターハイ出場の市立川越、しっかり準備をして頑張ります。

 

三 回 戦 88-48 武南 (7月20日 土)

 

第1Q 29- 5

 インターハイ予選では試合の入りが悪かったことを反省し、二回戦のDFの頑張りを継続、#7ららのスティールからの得点を皮切りに、#4まおのフリースローを含む4得点、#12こと、#5あず、#8はると開始2分でスタートメンバー全員が得点し、11-0とリードする。#11すいがスリーポイントを決めるなど交替メンバーも頑張り24点差をつけて第1Q終了

 

第2Q 16-11

 メンバーを入れ替えながらの試合展開、二回戦に出場機会のなかった#9なこがスリーポイントを含む5得点と活躍、29点差に広げて前半終了

 

第3Q 26-11

 前半にシュートが硬かった#6みきがスリーポイントを含む5得点、#13るうが6得点とメンバー全員が出場しながらさらに点差を広げる。71-27の大量リードで最終Qへ

 

第4Q 17-21

 点差に甘えた課題の残るミスがありながらもリードを維持、インターハイ予選のリベンジを果たし、代表決定戦に駒を進めた。

 

代表決定戦 68-67 上尾 (7月22日 月)

 

第1Q 17- 8

 勝てば県大会、負ければ3年生引退の大一番、会場校の諸準備や対応も男バスや保護者の皆様に協力を得て試合に集中させていただいた。開始早々に#7らら、#4まお、#12ことが立て続けにファウル、インサイドのDFを意識してのファウルではあったが、落ち着きを取り戻してペースをつかみたいところ。上尾#4にリバウンドから得点され先取点を奪われた。

 #4まおがスティールからのシュートでファウルをもらい、フリースローをしっかり決めて2-2の同点となるが、またもや#4まおが2つ目のファウルで早々にチームファウルとなった。交替の#6みきもまたファウル、フリースローもしっかり決められて2-4、嫌な流れの中#6みきが再びファウル、

しかしこのフリースローは2本とも落ちた。#4まお、#6みきをベンチに下げて流れが変わるのを待つ。3分半、#8はるのスリーポイントで5-4と逆転、上尾のミスから#7ららのアシストを#13るうが得点し、7-4となった。#12ことのスリーポイントが落ちて速攻を許す。上尾#10のレイアップで7-6、苦しい展開の中、#7ららがスリーポイント、#10さちのレイアップで12-6、上尾#4に返されて12-8、#12ことが得点、#7ららがスリーポイントを決めて17-8と点差を広げて第1Q終了

 

第2Q 13-20

 点差ほど大宮北のペースにはなっていない。上尾の0本に対し、スリーポイント3本による点差だけ有利な展開になっている状況、一方で2ファウルが2人の6ファウルは大宮北の苦しいペースである。

第2Q序盤で20-8と点差を広げるものの、一進一退の中、ファウルを避けるために交替が増える。2分以上大宮北の得点が止まり、22-19と詰め寄られた。残り3分、24-24の同点、苦しい場面で#7ららが3本目のスリーポイントを決め27-24、30-28の1ゴール差で前半終了。

 

ハーフタイム

 第2Q、チームファウルにはならなかったものの、前半で#6みきが3回、#4まお、#12ことの2回はギリギリの展開、1ゴールリードは予断を許さない状況である。#7ららの10得点に助けられてのリード、大宮北の得点源の3人、#4まおが2得点、#8はるが5得点、#12ことが3得点と厳しい結果、あと20分、集中を切らずに我慢くらべを覚悟した。大声援が聞こえる・・・、二回戦と同様の戦いに、チームは再度円陣を組み、勝利を目指して後半を迎えた。

 

第3Q 19-27

 #8はるの得点も上尾#8のスリーポイントが決まり、32-31、#5あずのバスケットカウントもフリースローが外れ34-31、上尾#6のスリーポイントを含む連続得点を許し、後半開始1分で34-36と逆転を許す。#7らら、4本目のスリーポイントで再逆転37-36、上尾に得点を許し37-38とまた逆転を許す。#7らら、5本目のスリーポイントを決めて40-38。お互いに得点を重ねながら一進一退、第3Q残り4分44-44の同点。ここで我慢比べに陰りが見え、約1分で7連続失点、44-51とリードされ、#12ことも3回目のファウルでベンチに下がる。49-55、6点差で第3Q終了

 

第4Q 19-12

 気持ちの勝負と3年5人を送り出すが開始1分、両チーム無得点、均衡を破っったのは#8はるのアシストを受けた#4まお、51-55から#6みきが貴重なゴールを決めて53-55の1ゴール差に詰め寄る。一気に追いつきたい展開だが#8はるのファウルに対しフリースローを決められ53-56.

53-58と5点差に広げられる中、#6みき4回目のファウル、#12ことを送り出す。先輩の思いを受け止めて#12こと、上尾#4の4回目のファウルを受け、フリースローを2本とも決める。再び3点差の55-58、しかし#8はるが上尾#4にファウル、フリースローを2本決められ、残り7分で55-60の5点差、残り5分を切り60-62ともう一本が出ないまま2点差まで詰め寄る。

3年生の思いをつないだのは次期部長の決まっている#12こと、これまでの不調が嘘のように逆転スリーポイントを決め、さらに連続得点で65-62とゲームをひっくり返した。

残り1分、3点リードのまま逃げ切りたいところで#8はるに足がつるトラブル、交替の#6みきがファウル、5ファウルで退場、再び#8はるを送り出す。フリースローを決められ65-64、交替でつないでもらった#8はるがファウルをもらい、フリースローをきっちり決めて67-64、#5あずもファウルをもらうがフリースローは1本のみ、しかし68-64と貴重な4点差に広げた。残り17秒、粘る上尾#11のスリーポイントが決まる。

68-67、タイムアウトマイボール、フロントコートスローイン、#4まお、DFのプレッシャーに思わずシュートを打ってしまう。リバウンドを奪われ、バックコートからボールを投げられるが、リングを外れ大宮北の勝利となった。

 

終盤の戦い方に課題は残るものの、毎回二回戦敗退の大宮北が、引退のかかった最後の大会で3試合中2試合の1点差をしのいで勝利。南部支部4本の枠をつかみ取った。WC県予選初出場、県予選は県内16チームで競われる大会。県大会出場、県で勝てるチームを目標に努力してきた大宮北が、県ベスト16となった。

3年生は9月まで現役続行が決まった。誰からも応援される気の利くチームをめざした大宮北、ホーム会場で大歓声に包まれた勝利は、彼女たちを大きく成長させたと思う。県大会の対戦相手は昨年度インターハイ出場の市立川越に決まった。心を込めて、しっかり準備して県大会に臨みたい。

応援ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

大宮北 3年間の戦績
一覧に戻る