SSH 2019.01.10

台湾 台北市立松山高級中学(Song-Shan SHS)の高校生とサイエンスプログラムを実施

本校ではJST主催のさくらサイエンスプランの支援を受け平成30年12月17日(月)から12月23日(日)にかけて台湾の台北市立松山高級中学(以下Song-Shan SHS)の生徒10名を招聘しSTEMプログラムを中心とした様々なサイエンスプログラムをおこないました。

1.STEMプログラム「ペーパーブリッジ」を実施

12月18日(火)〜19日(水)の2日間、大宮北高校の理数科2年生40名、埼玉県立松山高校の生徒4名とSong-Shan SHSの生徒10名が参加しSTEMプログラム「ペーパーブリッジ」をおこないました。このプログラムはすべての生徒を10グループに分け、与えられた条件のもとで橋を紙で制作、その橋に重りを乗せ強度を競うゲームです。1日目はグループごとにアイデアを出し合い橋の試作と強度テストが繰り返しおこなわれました。2日目の前半はグループのコンセプトをまとめた発表資料の作成、競技会に向けた橋の制作をおこないました。そして、後半には橋のコンセプトをパワーポイントを使って発表、さらに、制作した橋の強度を競うゲームが行なわれました。競技会では各グループの橋におもりが乗せられるたびに歓声が上がり、とてもエキサイティングなゲームとなりました。

グループごとにペーパーブリッジを作成している様子
ペーパーブリッジ優勝グループ表彰式
競技終了後の昼食風景
集合写真(大宮北高校、Song-Shan SHS、埼玉県立松山高校)

2.鎌倉・江ノ島フィールドワークの実施

12月22日(土)は大宮北高校の生徒15名とSong-Shan SHSの生徒がグループごとにテーマを設定、鎌倉・江ノ島の各所を巡るフィールドワークをおこないました。フィールドワーク当日は小雨交じりのあいにくの天候でしたが、大宮北高の生徒たちが日本固有の文化施設を案内し、Song-Shan SHSの生徒に積極的に説明を行う姿を見ることが出来ました。フィールドワークを通して異なる文化背景を持つ生徒間に深い絆が生まれ、最後には別れを惜しむ生徒の姿も見られました。

鎌倉・江の島フィールドワークの様子
一覧に戻る