福島 Hamadoori FWを実施しました!
2026年10月8日(木)&9日(金)
SSH指定校としての取組の1つとして、福島県の浜通り地区を中心とした復興について研究・支援を重ねてきました。
東北地方太平洋沖地震によって東京電力第一原子力発電所の事故も起きてしまいました。この発電所で発電された電気は首都圏へと送電されており、私たちも関係者と考えています。東日本大震災について考えるとともに、サイエンスの視点から復興について考える取組を実施しています。
オンラインを駆使して自治体と連携をし、科学的な視点から支援を考えてきました。実施開始から4年目となりますが、その間に日本国内では様々な地域で災害がおきてしまいました。福島の復興を考えることは重要ですが、もっと幅広く防災について考える必要があると感じています。今回のプログラムでは、2年生が今までの福島復興を目的とし、1年生が防災学を構築していく基礎調査を目的とすることにしました。
1日目は行きのバス内の時間を活用し、2年生主催の福島県クイズを実施しました。みんなで楽しく福島県の特長について知ることができました。現在の人口などがクイズの中にあり、災害の影響などが今も続いていることを再認識しました。
また、街なかに入ると放射線の量を示す電光掲示板が点在している様子から、原発事故と向き合うということを肌で感じました。東日本大震災・原子力災害伝承館では、当時の被害の様子を様々な資料から学ぶことができました。津波の話は洪水災害にも通ずるところがあり、他人事ではないなと感じました。
夜は近くの体育館へ移動し、防災に関するシュミレーションアクティビティと話し合いを行いました。災害時にどんなグッズがあるとよいのか、制限があるなかでどのように避難をすればよいのか、自分の居住エリアの災害リスクにはどんなものがあるのかなど、疑似体験をしながら災害への対策について考えることができました。
今回は現地調査という位置付けなので、これらの経験をもとに、私たちが得意とするサイエンスのフィールドでどのような復興支援ができるのかを考えていきたいと思います。一つのアイデアとして、ドローンを活用した地域創生や産官学連携によるチームづくりなどがあると考えています。
2日目は全部で6チームに分かれ、現地調査の続きを行いました。この日の目的は、この地域に住む方にインタビューをし、復興支援をする際にヒントとなる情報を集めることです。役所やスーパーなど人が集まるところでインタビュー等を実施しました。
未だに人の立ち入りが認められていないエリアもあり、手入れができない山などもあるということを教えていただきました。科学技術が進んでも、細かなところは手入れができないのだそうです。
住むのが難しいと考えて、避難先で定住している人が多いということも問題となっていることを聞きました。
また、街なかやホテルでも原子力発電所の作業員さんをお見かけしました。今もなおたくさんの作業員さんが原子力発電所の事故と向き合っていることがわかりました。
これらの経験をもとに、防災学への発展も視野に入れてさらに実践を重ねたいと思います。



















