小学生向け水生生物観察教室を行いました
小学生向け水生生物観察教室を行いました
7月27日(月)に、小学生向け水生生物観察教室を実施しました。この観察教室には、6月に行われた「かわはくフィールドワーク」で荒川と水生生物について学んできた24名の生徒たちがTAとして参加しました。1日がけのプログラムでしたが、当日は生き物好きの小学生が多数参加してくれて、常にたくさんの質問が飛び交う活気ある教室になりました。
水生生物観察教室では、はじめにかわはくフィールドワークの活動報告を1分程度の動画にまとめ、自分たちが体験してきた埼玉県立川の博物館での実習内容について、簡単に紹介しました。続いて、「陸上生物と水生生物の違い」では、今回のテーマである水生生物と、私たちの身近にいる陸上生物の違いを、小学生にも理解しやすい説明とクイズで解説しました。次のグループには生物採集の仕方や注意点などについて、実演を交えながら説明してもらい、さあいよいよ野外観察へ出発です。TAの高校生と小学生がペアになり、学校周辺の水路で生き物採集を行いました。40分程度の採集時間でしたが、ヌマエビの仲間やヌマガエル幼生、シオカラトンボのヤゴ、ガガンボ属の幼虫、サカマキガイ、アメリカツノウズムシなど、多様な底生動物を確認することができました。その後、三貫清水のほうへ移動し、池の生物を観察しました。昨年度はアメリカザリガニやウシガエルの幼生など、多くの外来種が生息している様子が伺えましたが、今年はあまり生物の数が多くない印象を受けました。それでも、参加してくれた小学生たちは、ザリガニ釣りに夢中になっていました。採集した生物たちは、午後の実習で観察するために、選別して実験室に持ち帰りました。
昼食後は、「川の成り立ち」についての話からスタートです。手作りの模型を用いながら、かわはくで学んできた河川地形について説明しました。その後、「水生昆虫について」・「外来種について」と、実際に午前中採集したにみつけた生き物の話を織り交ぜながら、それぞれ解説をしてもらいました。特に外来種については、私たちの身近にはどんなものがいるのか、何が問題なのか、どうするべきなのか、など私たちが日頃から意識しなければいけないことを、クイズを通して一緒に学んでもらいました。
高校生による一通りの解説が終わったら、お待ちかねの観察タイムです。午前中に採集してきた生き物から小学生が好きなものを選び、ペアの高校生と一緒に肉眼や実体顕微鏡、生物顕微鏡を使って詳しく観察しました。事前に日高市を流れる高麗川の中流域で採集してきた水生昆虫も一緒に用意し、大宮北高校周辺で採集した生物と比較をしてもらいました。ヘビトンボやヒラタドロムシ、ヒラタカゲロウの幼虫など、学校周辺では見ることができない水生昆虫も、比較しながら見てもらうことができました。
生き物好きで積極的な小学生たちのおかげで、今回の観察教室もあっという間に終了時間になってしまい、観察時間が足りないグループもたくさんあるようでした。本日参加してくれた小学生の皆さんが、今回の活動を通してより一層生き物に興味をもってくれることを願っています。





















