小学生向け海洋生物探究教室を行いました
小学生向け海洋生物探究教室を行いました
7月20日(月)海の日に、本校生物実験室にて小学生向け海洋生物探究教室を実施しました。この海洋生物探究教室は、5月に臨海フィールドワークに参加した生徒たちが主体的となって学んできたことを中心に小学生へアウトリーチするイベントです。今年度は20名の小学生とそのご家族に参加していただきました。小学生1人につき、高校生が1名TAとして入り、小学生に寄り添いながら実習を進めていきました。
海洋生物探究教室では、はじめに臨海フィールドワークの活動報告を1分程度の動画にまとめ、自分たちが体験してきたお茶の水女子大学湾岸生物教育研究所での実習内容について、簡単に紹介しました。その後、自分たちで受精させて研究所から持ち帰ったヒトデの幼生を、顕微鏡モニターで提示し、身体の構造や成体との違いについて解説しました。
続いて、「ウニの発生・生態観察」では、当日朝に受精させたムラサキウニの胚と、プルテウス幼生、稚ウニなどを段階ごとに観察し、スケッチしてもらいました。小学生には高校の顕微鏡を1人1台使ってもらい、TAの高校生と一緒に、それぞれの疑問や興味関心のもと自由に観察をしていただきました。偏光板を使って説明する高校生や、幼生の身体の構造について説明する高校生などもいて、どのグループも大変盛り上がっていました。
休憩後は、「あやしい光!?ウミホタルのナゾ」というテーマで、ウミホタルの生態や構造、発光の原理などを、小学生にもわかるよう工夫しながら解説しました。実習では、実際の生きたウミホタルを各自の顕微鏡で観察したり、乾燥ウミホタルをすり潰して発光させてみたりしました。最後に電気を使って水槽内のウミホタルを一気に光らせる実験を生徒が演示した際は、実験室内で大きな歓声が上がりました。
その後、「海にいる硬い生き物」の発表では、小学生でも考えやすいクイズをまじえながら、カニなど甲殻類について解説しました。さらに「磯のひみつ大発見!」と題して様々な磯の生物を紹介するチームは、実習で学んだ棘皮動物や磯採集中に魅了されたオニイソメが属する環形動物など、磯の生物の多様性についてわかりやすく解説しました。一連の解説が終わった後は、実際の生物に触れる時間を設けました。お茶の水女子大学協力のもと、参加した小学生たちにはイトマキヒトデやナマコ類、クモヒトデやタコノマクラ、ヤドカリ・カニ類などなど、とにかくたくさんの生物を見て、触れる体験をしていただきました。中には触れると危険なガンガゼなども見分け方と一緒に実物を紹介し、海の生物の魅力と隣り合わせにある「危険」についてもしっかりと説明していました。
今回参加していただいた小学生には、最後にTAの生徒から一人ひとり手作りの『ウニランプ』をおみやげとして渡しました。今回はじめてのアウトリーチ活動だった生徒もいましたが、皆しっかりと準備をして本番に臨むことができました。今後もSSHのアウトリーチ活動は続きますので、この経験を次回以降の活動へと活かしていきたいと思います。




















