SSH 2025.12.13

小学生星空教室を実施しました!

11月15日(土)&12月13日(土)小学生星空教室を実施しました!

11月15日(土)に第1回目、12月13日(土)に第2回目となる小学生星空教室を実施しました。

 

本校では、天体観測フィールドワークを実施した高校生が、本校屋上に天体望遠鏡4台を設置し、小学生(とその保護者の方)に天体を観察してもらう活動を毎年実施しています。遅い時間の実施なので参加対象を近隣小学校に限定していますが、高校生が自分たちの学びを活かし、星空を通じて理科の面白さを広めるアウトリーチプログラムとして、たくさんの小学生に申込をしてもらっています。

 

今の時期に見ることができる天体について星空案内人役の高校生から説明をし、実際に天体望遠鏡をのぞいて観察をしてもらいました。土星は「地球との位置関係で輪が見えにくくなる」と今年注目の天体です。天体望遠鏡で観察した小学生の中には、保護者の方に目を輝かせながら輪の見え方について話している子もいました。

 

今年度は天体望遠鏡に加えて、Seestarという観測機器を導入しました。撮影した写真を重ね合わせて画像生成をする性能を持っており、タブレット端末と接続することでわずかな光しか出していない天体でも鮮明に観測することができます。肉眼では分かりにくい天体もタブレット画面に映すことができるので、参加してくれた小学生に多くの天体を楽しんでもらうことができました。

 

また、高校生によるCosmic Schoolも同時開催しました。クイズを取り入れながらさまざまな天体について解説し、天体について興味をもってもらいました。小学生からの鋭い質問にも答えながら、まだ解明されていないことが多い宇宙の神秘や天文学の可能性に触れてもらう機会を作ることができました。

 

本校は「さいたまSTEAMS教育」の中心的な役割を担う学校です。今後も理数分野の学びの楽しさを広めていきたいと思います。

 

※HPに使用している写真はスマホやタブレット端末で撮影したものですが、拡大していただくと天体(特に、恒星:明るく輝く星)を確認することができます

11月15日(土)の様子

12月13日(土)の様子

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