SSH 2025.11.20

「ASEP JHS物理」と「ASEP JHS顕微鏡」を実施しました

11月16日(日)本校にて、午前は「ASEP JHS物理」を、午後は「ASEPJHS顕微鏡」を実施しました。

 

「ASEP JHS」は、Advanced Science Educational Program for Junior Highschool Studentsの略称で、本校主催の中学1・2年生対象の先進的な科学教育プログラムです。

 

午前に行った「ASEP JHS物理」では、力学の「落下・投射運動」の実験に取り組みました。

 

手作りの簡易的な自由落下運動や鉛直投げ上げ運動、斜方投射運動をする装置をつくり、重力加速度の値を調べたり、斜方投射と自由落下との関係について考察したりしました。装置を作成する過程では、対照性や再現性といった科学実験の基本事項についても確認しあうことができました。

 

午後に行った「ASEPJHS顕微鏡」では、双眼実体顕微鏡と走査型電子顕微鏡を用いた観察実習に取り組みました。

 

双眼実体顕微鏡で観察する試料は、実際に本校の正門付近の溜池や花壇で好きなものを採取してもらいました。枯葉やコケ、昆虫などを観察した人が多かったのですが、肉眼で見たときには気が付けない形状や色、生物反応について確認することができました。お互いの試料を交換し合うことで、コミュニケーションを築く良い機会にもなりました。

 

走査型電子顕微鏡で観察する試料は、観察準備に時間を要する為、本校サイエンス部が用意しました。星の砂や髪の毛などを観察しましたが、電子顕微鏡の高倍率で見ることでしか得られない試料の特徴を分析することができました。中学校ではあまり見たことのない顕微鏡ということもあり、試料のコーティングや装置の立ち上げにも興味津々な様子でした。

 

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