SSHインドネシアサイエンス研修2
インドネシアサイエンス研修3日目
この日はマングローブ林での研修を行いました。マングローブ林は汽水域という川と海の水が混ざるエリアにあります。マングローブは、根を複雑に張り巡らす植物なので、防波堤の役割をしたり、川から海に出ようとするゴミをキャッチするネットの役割をしたりするのだそうです。昨年度に引き続き、マングローブ林が維持されるように、今回も植樹させていただきました。
マングローブ林の研修としては、水質調査やゴミ問題の実態に触れました。ゴミは当たり前のようにそこら中に落ちているし、とても生き物が生息できるとは思えないような色や匂いの水でした。
知識としてはありましたが、実際に目の当たりにするといろいろと考えさせられることがあります。
帰国後の事後学習では、それを科学的にどのように解決するかを議論・検討します。
Kalimas riverでは、川付近の生活環境と水質についてサンプルを集めました。ホテルに帰ってから水質の検査をし、こちらもマングローブ林同様、事後学習において結果のまとめと考察を行う予定です。
引き続き現地でしか得られない情報を集め、研修を進めていきたいと思います。