高校美術展代表作品展を見学しました
8月21日から26日まで北区プラザノース展示室にて高校美術展埼玉県代表作品展が開催されました。11月に開催される今年度の高校美術展に向けて各自の参考するために見学に行きました。以下は、その時の作品についての部員の感想です。
〈部員コメント〉
〈題名〉刻み重ね流れる
最初遠くからこの作品を見たときなんで布がかけられているんだろうと思うほどすごくリアルに描かれていてすごいなと思いました。水の特徴的な螺旋のような流れ方やビニール袋の薄くてキラキラしている様子など同じ透明でも全然違うものでリアルで同じ色だと思って同じ色で影などを描かないようにしたいと思いました。後ろの壁も橙っぽい色だと布が白色だから目立ってしまうかなと自分だと思うけど、光の当たっているところや汚れているを描くことで布を引き立てていて、全体的にまとまりがあり本当にすごいなと感じました。題名も素朴なものを描かれていているので、自然の壮大な感じがして素敵だなと思いました。
〈部員コメント〉
〈題名〉絶海
こういうの好き。写真撮ったと思ってたら撮れてなかったやつ。泡の中に島が浮かんでおり、その島の中も細かく描いていた。しかも質感もちゃんと表されていてすごい。カニの影となる部分に模様を細かく描いてある。しかも、影の濃い部分は細かい模様をたくさん入れて、薄い部分はでかめの模様を入れることで、陰影がしっかりと表されている。模様が星座モチーフ(?)のような感じになっていておしゃれだ。ハサミの部分が前の方にグワっと出ている構図であることで、力強い絵になっていると思いました。
〈部員コメント〉
〈題名〉悪因悪果の未来
最初に見た時はSDGSにあるようにポイ捨てなどに対する警鐘を鳴らしている絵だと思った。上から伸びた手がペットボトルを捨てていて、捨てられて物によってできた山が流れて人間の元へ帰ってくるということが絵に表したされていてすごいと思った。また、遠くから見たときに色がついたゴミが人の顔のように見えて、「私たちにつながる」という言葉の意味がさらに深まるように思えた。この絵には見る視点で味方が異なることが興味深く、印象に残ったのでこの絵を選んだ。