校長メッセージ 体育祭について
プログラムあいさつ+開会式あいさつ(おおよその再現)
皆さん、こんにちは。校長の関田です。
さあ、待ちに待った体育祭です! 準備の段階から皆さんのテンションの高さにワクワクしていました。体育祭は、ただ走ったり跳んだりするだけではありません。仲間と声をかけ合い、応援し合い、時にはちょっと失敗して笑い合う。そんな一つひとつの場面が、皆さんを大きく成長させてくれます。勝ち負けにこだわり過ぎず、楽しみながらベストを尽くすことを忘れないでください。
ところで、さいたま市立高校・中等教育学校の体育祭は、伝統的に4校とも「縦割り」で行われます。学年別クラス対抗ではなく、各学年のクラスが8つまたは4つの色の「団」を結成して、団対抗で行うのです。その「縦割り」の最大の魅力って、何だと思いますか?
ちょっと聞いてみよう。青団〇〇さん、どう? 前に出て答えて。
「普通科も理数科も一緒になって、学年を超えた生徒がチーム一丸となって交流し、勝利を目指すことだと思います。」
そう、その通り。多くの人がそう答えます。それは確かにその通りなのですが、そこにもう一つ大きなポイントがあるのです。それは、すべての競技種目に自分のチームの生徒が出場していること。つまり、他学年の種目であっても、そこには必ずチームメイトが出場しているので、すべての競技種目が「自分ごと」であり、だからこそ最初から最後まで応援にも熱が入る。これが「縦割り」の最大の魅力だと私は思っています。
さあみんな、熱中する準備はできてるか!?(オー!)
熱中症にならない準備はできてるか!?(オー!)
閉会式での講評(おおよその再現)
今、近くで救急車のサイレンが聞こえていますが、昨年の体育祭で本校は3台の救急車を呼びました。
でも今日は0台でした。みんな、熱中できたか!?(オー!) 熱中症にならなかったか!?(オー!)
よくやった!(拍手)
北高の校長になって2カ月が過ぎましたが、今日一日、この2カ月では見ることのできなかった皆さんの様子に、感動したというか、とても驚きました。なんとエネルギッシュでパワフルなんだろうと! 喜びも悔しさも、こみ上げる思いをストレートに、熱量をもって伝える姿に圧倒されました。私が13年前に教頭だった時より、生徒諸君はおとなしくなったと思っていたが、やっぱり北高生だった。
これだけのエネルギーがあるんだったら、普段の学校生活でも、もっと熱量をもって発信できるだろうと思いました。あらゆるチャンスを活かして、自分や自分たちの魅力を外に向けて発信しよう。カッコつけなくていいし、声が大きくなくてもいい、上手くできなくてもいい。そつなくこなすのではなく、インパクトを与えよう。
例えば、小中学生対象のアウトリーチプログラムでは、小中学生を魅了しよう。進路実現に向けた総合型選抜や学校推薦型選抜では、面接で大学の先生方を驚かせよう。大事なのはプチ・サプライズ。ありきたりではなく、ちょっと驚かせる、インパクトを与える。これはとても効果的だ。今日のみんなを最初から最後まで見ていて、みんなならできると思った。そうすれば、君たちの名声は高まり続けるだろう。北高、すげえぞって。
今ここにいる在校生で、自分たちの北高を「伝説」に押し上げよう!3年生はその先陣を切ろう!2年生はこれから学校行事でも部活動でも核になっていこう!1年生はまだ2年9カ月もあるんだから、今からどんどんチャレンジしていこう!ここにいるみんなが卒業するまでの3年間で伝説を作ろう!
いけるか?(オー!)いけるか?(オー!)