SSH 2021.11.12

1学年 福島復興学学習

11月10日(水)午後、本校SSH学習カリキュラムSTEAMSTIMEの一環として、1年生全体で福島復興学を学びました。震災後から頻繁に現地入りし、いわきから浪江周辺各地を経年的に取材撮影してきた福島県出身の本校先生が講師となり、講話と生徒の学習ワークを実施しました。震災半年後から1年,1年半,2年,2年半,3年,4年,5年という時間経過を追った各地の豊富な画像資料とともに現地で見て聞いて感じてきた様を話し、生徒に考えさせるワークを行いました。生徒は復興が一様には進まず、かなり地域の差があることを知り、廃棄物や汚染土壌や汚染水の処理、そして電気エネルギー供給について、容易には答えが出ない問題について考察することができました。簡単に択一の答えが出ないことについて、自身の頭で考えていくこと。本校の目指す学びの一つです。

 

一人一人が講話に真剣に向き合いました
近くの友達と問題点について話し合いました
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