大宮盆栽美術館での学習会を実施しました
大宮盆栽美術館での学習会を実施しました
本校は韓国の三一工業高等学校と姉妹校であり、今年度は相互訪問を企画しています。ユネスコスクールとしても国際交流を重要視している学校です。
今回は、日本文化を紹介するにあたって「盆栽」をテーマにすることとしました。世界的には非常にメジャーでありながら、あまり取り上げる機会がないかも知れないと感じテーマとしました。また、さいたま市には世界でも類を見ない盆栽園の集合地区(なんと地名も盆栽町)があり、その中にさいたま市が運営する大宮盆栽美術館があります。
本校が韓国へ行ったときに「盆栽とは」ということを説明する予定ですが、実物を持っていくのは難しいため、三一工業高等学校のみなさんが来日した際に盆栽園周辺を案内したいと思っています。
7月27日(日)の学習会では、大宮盆栽美術館の学芸員・田口文哉様に全面協力いただき、日韓姉妹校連携大使および補佐の生徒が盆栽の初歩を学びました。
樹齢などにばかり目が行きがちですが、そもそも盆栽には表と裏が存在することや松柏盆栽(しょうはくぼんさい)と雑木盆栽(ぞうきぼんさい)に分けられること、大きさを保つために定期的に植え替えを行い根の大半を切ってしまうことなどを学びました。
教えていただいた内容を踏まえていざ実物の盆栽を鑑賞すると、新たな発見がたくさんあり、盆栽そのものの見え方が変わりました。盆栽を育てる技術も含めて日本文化として紹介していきたいと感じました。
学習会の帰りに、近くの大宮公園や氷川神社も見学しました。三一工業高等学校のみなさんを案内する準備も進めていきたいと思います。
<参考>
さいたま市大宮盆栽美術館